さて、今日も準備で忙しい!

  • 2020.02.28 Friday
  • 22:42

今日はダンプにモリモリ黒穂垣の材料を持ってきました。


生栗丸太にヒノキの自然白木丸太。


そう、弊社ではなるべく機会でボール抜きされた柱は使わないようにしています。


暖かみと人の温もりがある垣根を施工していきたいから。


もちろんこの丸太を建て込む時には水平器は使えないし、芯墨を出して下げ降りで建て込む。手間は掛かる、でも手間のかからない仕事なんてないよ。


庭師が庭師であるために。



今日はお手伝いに愛犬ルークとエマも置き場に来てもらったよ(^-^)v



その後は10年続けている華道の稽古。



楽しかった。


黒長穂垣の下準備始まりました。

  • 2020.02.26 Wednesday
  • 09:06

来週から箱根山家荘さんにて黒長穂垣を施工させていただきます。

それにはまず、下準備が大切です。


全ての垣根でいえますが、作り手によって下準備も仕上がりも人それぞれ。だからこそ面白いのですが。


さて、霧島流ではこの黒長穂垣では大まかに4通りの作り方があり、今回もその中のひとつで施工予定。


ざっくりと下記に4通りを説明しますね。


1つ目。長さを1800mm取り、その後下から75cmまでの小枝を払い、掻き付けは一握りをとり銅線でからげる。押縁竹を付けた後に木ベラ、竹ベラで下の乱れた竹をなるべく絡まないように直して完成。


2つ目。長さを大まか1800前後に合わせ、下から一節目を7cmで切る。全ての穂を一節目で揃える。一番下の押し縁竹は、滑板から150mmに入り、この押縁竹と滑板の丁度半分位に節目が揃うようになる(半分より上方は美しく見えない)。掻き付け方は一つ目と同じです。


三つ目。長さを大まか1800前後に合わせ、下から25cmに節を合わせて切る。この時、一節目ではなく、あくまでも下から25cmの節揃え全ての穂を同様に揃える。一番下の押し縁竹から上10cmのところで節が揃うようになる。

その後、一本ずつ導線で結束し掻き付けます。


4つ目。長さを大まか1800前後に合わせ、下から105cmの枝で揃える。それより下の枝は全て切り払う。そうすることで下から4番目の押縁より下に枝が来なくスッキリと上段下段に分けることが出来ます。


大まかにはこんな感じです。


今回は3つ目の節揃えで下準備。


鳳勝寺さんで玄関脇の竹垣の交換

  • 2018.10.12 Friday
  • 19:16

I made a new bamboo fence.

The design is different on the front and back.

It is a bamboo fence next to the entrance of Zen temple.

We always do high quality work.


先日の台風で海老名市の曹洞宗寺院:鳳勝寺さんの玄関脇の竹垣が倒壊。


今度の日曜日に来客があるということで急遽、新しい竹垣を制作させて頂きました。


時間も無かったので竹屋さんと弊社の在庫で出来る垣根を施工。


丸竹を半分に割ったものを立て子にして(源氏垣の様に)、裏と表とでデザインを替えて変化を楽しむ垣根に。


瓦屋根付き黒穂節合わせ、茶筅仕上げの垣根です。








鳳勝寺さんでの木賊張り工事

  • 2018.02.08 Thursday
  • 13:35

2月の初旬に鳳勝寺さんで木賊張りを施工しました。

 

この工事の後にスペイン人のアンジーは帰国です。

 

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今回柱材に使ったのは”ウリン”です。これで腐食の心配もありません!

 

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アンジーと妻で丁寧に青竹を貼り付けていきます。

 

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現場が狭かったので駐車場で組み立て後に現地に立て込みました。

 

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完成した木賊張りです。

 

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両面仕上げの垣根です。

 

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裏側からの眺め。

 

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今回は心中のスクリュー釘でしあげました。

海老名市Y様邸の袖垣の交換

  • 2018.02.06 Tuesday
  • 18:07

10日ほど前に海老名市のY様邸の袖垣の交換仕事をしてきました。

 

今から8年ほど前に作庭した”沼津垣”でしたが、母屋の屋根からの雨水により部分的に腐食が進み交換することに。

 

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写真は作庭当時の網代垣、今のお弟子さんではなくN君と造った垣根です。

 

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8年の歳月でボロボロになってしまいました。通常この垣根は強いのですが写真のように同じ部分だけに雨水が落ち続けると・・。

10年以上保つ垣根ですが、交換することになりました。

 

今回施工するのは沼津垣ではなく、”黒長穂垣”です。お施主様からの希望でした。そして今回は屋根もつけることに。

 

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今現在のお弟子さんのパウマン君は昨年の一月に引き続き、この黒長穂垣を作ります。今回も”両面仕上げ”です。まずは表の押し縁を付け、そこに穂を5枝づつ掻き付けていき、押し縁と”忍び竹”とで挟んでいきます。

 

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今年の1月10日から私の元で勉強したいというスペイン人ガーデナーの”アンジーさん”も一緒にこの垣根を作ります。勿論女性庭師で妻の佳代も一緒です。裏面と表の長穂の間にはしっかりと”あんこ”を入れ、後ろ側が透けないようにしています。

 

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完成した黒長穂垣です。屋根は焼き磨き仕上げで2重屋根にしました。黒長穂も一カ所全ての節が揃う拘りの仕上がりにしました。

前回の間柱の都合上、穂の先端を”茶筅仕上げ”には出来ませんでしたが、しっかりと穂を足して厚みをもたせています。細部まで拘った垣根です。弊社のものつくりは、お客様の想像を超えたクオリティーでかつ、美しく周りと調和していることを大切にしています。最近ではこの様に拘った垣根を作るお客様、またそれを作れる職人が少なくなりましたが弊社では愛弟子はもちろんのことですが、国内外から勉強したいという人にはしっかりと「心と技」を学んでもらっています。

イタリアをはじめ、多くの国でこの日本の高いものつくりの精神と技を教えていきたいと思います。

そして、この様な時代にこの様な拘った垣根を依頼してくださった、お施主様のY様には感謝いたしております。

 

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裏側の施工前。

 

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完成した裏側からの眺め。

 

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これからも私は「日々是好日」で毎日をしっかりとそして真っ直ぐに見つめ、この”道”を歩んでいきます。

石垣と教林坊垣の完成写真をもう一度紹介。

  • 2017.03.25 Saturday
  • 20:26

さて、先日紹介した石垣の完成写真でしたが、画像が少し悪かったのでもう一度紹介します。

 

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完成した本堂前の石垣と教林坊垣。

 

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奥側から眺める。

 

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右側の石垣の表情、この部分は本当に多くの庭師に助けて頂きながらの仕事でした。

なので仕上がりの表情も色々です。

 

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右側の側面の石積み。

 

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そして教林坊垣の仕上がり。この垣根はシンプルながらも複雑な加工をしていかねばならない垣根です。

 

根気よくコツコツこつこつ加工をしていき、親柱・間柱・滑板・棟竹を同時に建て込み取り付けなければいけない垣根なのです。

 

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奥の教林坊垣。ここが一番地面が高かったので、ここの高さが基準になっています。

 

 

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教林坊垣を真横から見るとこんな姿です。

 

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石積みの上空の眺めはこんな感じ。一眼レフカメラの広角レンズをかっておいて良かった!

来年の冬にはまたこの松に雪吊りが掛かります!

 

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押縁も全て柱に”ひかりつけ”をします。勿論端柱への取り付け場所も綺麗に柱の曲線で竹を削って取り付け。

 

誰も気がつかないところへも気を使い、ものつくりをしていく・・・・・禅ですね。

偕楽園垣も完成。

  • 2017.03.25 Saturday
  • 19:53

さて、お彼岸までに石垣工事と教林坊垣工事を終える事が出来ましたが、教林坊垣の延長線上に偕楽園垣を施工できていませんでした。

 

そんな偕楽園垣を2日間で作り終えました。

 

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教林坊垣と同じ高さで施工します。偕楽園垣は高さがあってもおかしくないのも選んだ理由。

 

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斜めからの写真。色々と高低差があってそれがまたいい景色になる。

 

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鳳勝寺さんの玄関からの眺め。駐車場側が正面になり、こちら側は裏手になります。

 

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でも、玄関の正面は表になるようにこちら側が裏で置くが先の写真を撮った玄関です。

 

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偕楽園垣の特徴の押縁と玉縁。

 

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この偕楽園垣は名前の通り茨城県水戸の偕楽園に本歌があった垣根です。今ではこの垣根を作る人も希です。
構造はシンプルで四ツ目垣に似ていますが、四ツ目垣とは違い立て子が柱間の中心に一直線に並び、胴縁が交互に柱につきます。
そして立て子ではなく、胴縁に結束が来るのが特徴。
延長方向(横方向)協調性を出すと共に真横から見たときのあっさりとした感じが気に入ってます。
玉縁も付くので”金閣寺垣の崩しのような感じですね。

ぱっと見た目は四つ目垣、しかしよく見ると偕楽園垣。

そんな玄人好みの垣根です。

久良岐公園能舞台の垣根その3 光悦寺垣もグレードアップ!

  • 2017.01.14 Saturday
  • 21:01

黒穂の後は光悦寺垣

 

元々作った人の骨組みが鉄製で残っていたので案外簡単にいくと思ったら大間違いでした(苦笑)

 

これがいつも自分の作る光悦寺垣と違った作り方を為なければならなかったので、思っていた以上に時間が掛かってしまい2日半もの時間を有してしまいました。これくらいなら2日間でやらなきゃ・・・・・。

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前回の施工した方は玉縁の細割りの数が24本でしたが、弊社では今回48分割しました。

これくらい細かい方が見た目が美しいかなって。これ以上細かいと今度は”ウルさく”なってきます。

 

 

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既存の水琴窟の設置してある水鉢と光悦寺垣。”透かし垣!”いいものですよね。

 

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斜め前からの眺め。最後の結束などに特徴があったり、人によって仕上げ方が違ったりで個性を出します。

 

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前回の方が作った光悦寺垣よりも玉縁は太く立派に。自分はこれくらい太いのが好きです。

 

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留め飾り結びもオシャレにしましょう。

 

本当に毎日がめまぐるしく過ぎましたが、実質6日半で建仁寺垣2種類に黒穂垣、光悦垣、建仁寺垣脇の木賊張りの木戸の竹も交換依頼。ということで5種類の垣根を新年からさせて頂けました!

久良岐公園能舞台の垣根その2 黒竹穂垣 上級グレードで納品

  • 2017.01.14 Saturday
  • 20:50

建仁寺垣が終わってすぐに取りかかったのが黒穂垣です。

 

建仁寺垣が早く終わったのでグレードを上げて施工することに。

 

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完成した黒穂垣。

 

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一番下の押縁の少し植で節目を揃える形にしています。

 

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加えて黒穂の間に”あんこ”を入れて透けないように考慮し、両面共に1本1本が揃って掻き付けられています。

 

さらに加えて天端は”茶筅仕上げ”として穂に厚みを持たせました。

 

買ってきた材料を何の準備も無しに、単純に掻き付けても”美しさ”は出ませんよね。

 

僕たちは”ものつくりをする職人”です。それならする事は一つ!どうやったら美しく仕上がり、人に感動を与えられるかな?

 

「お客様の想像を超えたところで仕事をしていく」これが私のいつものモチベーションです。

 

今回も能舞台の皆さんの想像を超えることが出来たようです!

久良岐公園能舞台の垣根その1 建仁寺垣が2種類

  • 2017.01.14 Saturday
  • 20:41

私たちが7日間で作り上げた垣根を紹介。

 

建仁寺垣   高さ1.8m 長さ7m

 

       高さ1.3m 長さ6m

 

総桧材使用 完全防腐処理済材をバーナー焼き磨き仕上げ。

      胴縁も同じ檜材を使用。

 

施工時間3日間 

 

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高さ1.8mの建仁寺垣です。寸法は”真の建仁寺”で格調高く。

 

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高さ1.3mの建仁寺垣。扉は弊社からのプレゼント工事。

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