海老名市Y様邸の袖垣の交換

  • 2018.02.06 Tuesday
  • 18:07

10日ほど前に海老名市のY様邸の袖垣の交換仕事をしてきました。

 

今から8年ほど前に作庭した”沼津垣”でしたが、母屋の屋根からの雨水により部分的に腐食が進み交換することに。

 

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写真は作庭当時の網代垣、今のお弟子さんではなくN君と造った垣根です。

 

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8年の歳月でボロボロになってしまいました。通常この垣根は強いのですが写真のように同じ部分だけに雨水が落ち続けると・・。

10年以上保つ垣根ですが、交換することになりました。

 

今回施工するのは沼津垣ではなく、”黒長穂垣”です。お施主様からの希望でした。そして今回は屋根もつけることに。

 

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今現在のお弟子さんのパウマン君は昨年の一月に引き続き、この黒長穂垣を作ります。今回も”両面仕上げ”です。まずは表の押し縁を付け、そこに穂を5枝づつ掻き付けていき、押し縁と”忍び竹”とで挟んでいきます。

 

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今年の1月10日から私の元で勉強したいというスペイン人ガーデナーの”アンジーさん”も一緒にこの垣根を作ります。勿論女性庭師で妻の佳代も一緒です。裏面と表の長穂の間にはしっかりと”あんこ”を入れ、後ろ側が透けないようにしています。

 

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完成した黒長穂垣です。屋根は焼き磨き仕上げで2重屋根にしました。黒長穂も一カ所全ての節が揃う拘りの仕上がりにしました。

前回の間柱の都合上、穂の先端を”茶筅仕上げ”には出来ませんでしたが、しっかりと穂を足して厚みをもたせています。細部まで拘った垣根です。弊社のものつくりは、お客様の想像を超えたクオリティーでかつ、美しく周りと調和していることを大切にしています。最近ではこの様に拘った垣根を作るお客様、またそれを作れる職人が少なくなりましたが弊社では愛弟子はもちろんのことですが、国内外から勉強したいという人にはしっかりと「心と技」を学んでもらっています。

イタリアをはじめ、多くの国でこの日本の高いものつくりの精神と技を教えていきたいと思います。

そして、この様な時代にこの様な拘った垣根を依頼してくださった、お施主様のY様には感謝いたしております。

 

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裏側の施工前。

 

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完成した裏側からの眺め。

 

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これからも私は「日々是好日」で毎日をしっかりとそして真っ直ぐに見つめ、この”道”を歩んでいきます。

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