久良岐公園能舞台での竹垣工事完了。

  • 2017.01.14 Saturday
  • 20:35

水曜日の夕方、久良岐公園能舞台での竹垣改修工事が無事に終わりました。

 

7日間で4つの竹垣+1つ(木賊垣門扉)の合計5つを仕上げるという脅威の無いようでしたが、サクサクと仕事も進みまして無事になりごとも無く完成いたしました。

 

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作り終わった建仁寺垣の前で。

 

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黒穂垣の前で。

久良岐公園能楽堂での竹垣工事

  • 2017.01.10 Tuesday
  • 08:03
さて6日から横浜市磯子区上大岡にある久良岐公園内の能楽堂建築に付随する竹垣を四種類改修工事しています。



公園の中に素晴らしい能楽堂があり、私達庭師の技術で既存の垣根よりもよりクオリティーの高い竹垣を作っていきます。





今年から唯人一人になった愛弟子。
マンツーマンで私の技術を伝授していく。





高さ1.8mと1.3mの建仁寺垣

黒穂垣



黒穂垣は3段階クオリティーを上げて施工中(笑)

川崎の庭師:江黒さんにも応援に来て頂いてます。





今日で黒穂垣を終わらせて、最後の光悦垣に取り掛かります!

師走になって駆け抜けています!まずは竹垣工事!

  • 2016.12.15 Thursday
  • 20:33

12月1日は竹垣工事から始まりました。

 

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今年の5月に改修工事をしたお庭。この時に竹垣も直す話がありましたが竹の時期も時期も悪かったので12月に施工しましょうということで今回の工事になりました。

 

元々この竹垣は京都の庭師さんが作りました。

 

私も知っていて交流もある方だったのですが、お施主様が京都からわざわざ来てくださると大変でしょうし、地元に日本庭園を造る庭師さんがおいでならと弊社に依頼してくださいました。

 

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まだ腐食を起こしていない柱は再利用することにして、胴縁や腐食の進んだ柱は新しくしました。

左側の柱は今回単管パイプ(鉄パイプ)を使いました。

元々の垣根の根元には”差し石”があり、しかも特殊な作り方をしていたために、新しく太い柱を使用すると差し石から交換しなければならず施工日数と施工費も上がってしまうので、今回この工法を選択しました。

 

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弊社は割と竹垣工事が多い。なのでこの様な仕事もサクサク進みます。

 

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完成の眺め。解体工事から含めて2日半で完成です。

 

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手前の金閣寺垣は少しだけ弊社の拘りを。

柱を自然木にしてみました。

材料はカイズカイブキの木を倉庫で1年間寝かせ、樹皮部分のみを木食い虫に食べさせて模様を見せた”虫食い模様柱”を使用。

 

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乾燥させる過程で樹皮だけを虫に食わせてきます。この時に虫に食べさせる加減が大事です。

食べさせすぎると心材まで浸食されて使えなくなりますし、剥くのが早いと美しい模様が浮かび上がりません。

そんな状況を見ながら、カフカフになった樹皮を丁寧に剥き、真鍮ブラシで綺麗に磨きます。

 

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写真写りが悪いですが、皮を剥ぐとこんな感じです。

 

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いつもはこの後にバーナーで焼き磨き仕上げをして防腐化粧しますが、今回は高性能防腐剤を塗装。

 

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頭の細工も”ときん”作りに。

 

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これが今回使った”虫食い模様柱”

ちょっとした廃材を、少しの手間で職人らしく、そして庭師らしく。

竜安寺垣完成。

  • 2016.04.09 Saturday
  • 21:27
さて、永遠に終わらないのではと思っていた竹垣工事(雨だったり、目の手術だったり)も漸く完成。

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30mの竜安寺垣です。

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ちょっと自分の中で課題も見えた。そう6年前には見えなかった課題が。現在の弟子達に教えるなかで、自分の中でも昔とは違った考えがあることに気づく。これだからこの世界は奥深い。楽しくてたまらない。

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そして一番気づいたこと・・・今のお弟子さん2人、成長している!!ふふっ。ちょっと親方嬉しいです!!

緑山霊園の竜安寺垣の交換工事

  • 2016.04.07 Thursday
  • 13:04
先週より横浜市青葉区にある緑山霊園の入り口脇にある和風庭園の竜安寺垣の交換工事をしています。

6年前に作った垣根も一日中直射日光を浴びるこの場所では限界でした。

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6年とは思えないほどにボロボロになった垣根。

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思えばこの垣根は前の愛弟子だった西窪周二郎くんと一緒に作業したなぁ。

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そんな先輩の仕事を今度は今現在の愛弟子2人で作り直す。

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っということは、また初めからこの垣根の作り方を教えるということ(笑)
6年後には今の愛弟子は卒業しているので、また初めから新しいその時の弟子に教えるということか・・・。こりゃ大変だな。

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コツコツと作業をしていく2人。この二人にも今までで色々な種類の垣根を伝授している。

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天候に恵まれず、なかなか進まない・・・・あちゃーな状態ですが、頑張ります!

三宜亭本館さんからのおもてなし。

  • 2016.03.22 Tuesday
  • 12:19
5日間お世話になった三宜亭本館様。

滞在中は本当に私達スタッフに良くしていただき、感謝の念が尽きることは無かった。

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毎朝頂いたのは宿泊客と同じ朝食でした。しかも普通の旅館の朝食よりかなり豪華!なことにビックリ。

毎朝、毎晩と天然温泉に入り放題で、まかない料理とはいえ豪華な昼食まで準備して下さいました。

庭師としてこんなにも”おもてなし”を受けたのは初。

そしてここの旅館のスタッフさんの対応も素晴らしかったのです。作業員の私達であろうとキチンと挨拶をしてくださり、色々と御心使いをしてくださり、終始私達が快適に過せるように配慮してくれました。正確には、普段から教育と個々の方々のプロフェッショナルな考えに基づく姿勢というべきですね。感激しました。

もしもこのブログを読む方で飯田市に興味がある方は是非お薦めしたい宿です。

長野県飯田市 天空の城 三宜亭本館 様

本当に感謝です。

三宜亭本館さんでの袖垣

  • 2016.03.21 Monday
  • 12:02
先程の洗い出しが終わって直ぐに取組んだのが、館内の喫煙所脇のエアコン室外機の目隠し垣根でした。

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写真の右側が館内の喫煙所。施工前にはこの室外機にヨシズを立てかけてありました。

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そこに少しこだわりの垣根を提供。前もって制作していた編み込み垣根:網代垣を取り付け、上は穂垣に。

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本瓦を半分に切断した屋根を載せ、押し縁をつけて完成。

現地に行ってみると、配管が巡っていたりでかなり苦戦しましたがコンクリートの土間の上にしっかりとアンカー固定された垣根が出来上がりました。

三宜亭本館さんでの工事

  • 2016.03.21 Monday
  • 11:43
さて、一昨日の19日、長野県飯田市の温泉宿:飯田温泉 天空の城 三宜亭本館さんでの仕事を終え無事に帰宅しました。



今回のメイン工事である竹垣の修繕工事。垣根の腐食が進み交換することに。

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まずは解体撤去して全貌が現れました。色々と目隠しした居場所ですよね。

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そこで今回はお客様の要望でエアコンの室外機を隠しつつ、通路を除くすべてを竹垣で覆うことに。

ここに来る前に事前準備していたヒノキの柱材がいよいよ組まれていきます。

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旅館の裏山での竹の取り出し状況です。斜面地での取り出しに苦戦しました。

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裏山から孟宗竹を切り出し束ねて、150mほど細道を登り駐車場にて竹を磨き、割り、館内に運び入れ、そこから丁寧に掻き付けていきました。

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そして完成を迎えた建仁寺垣。

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今回拘った框(かまち)部分です。ヒノキ丸太を八角にナグリ模様に仕立てて柱にホゾで止めています。
写真は胴縁と框の間に綺麗に割り竹が納まるように計算され施工された様子です。

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孟宗竹の垣根の割には綺麗に収まりがついたと思います。棕櫚縄の結束はやめて表情をあっさりと仕上げる。

最終日の前日、土砂降りでしたが、色々と垣根の問題点も見ることが出来まして急遽屋根を付けたり、雨落ちを作ったりと配慮しました。

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遠征ということで雨落ちの砂利止めは木材になってしまいましたが、お施主様には泥跳ねも無くなり有り難いと御礼をいただけました。

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打ち合わせをする部屋から見ると内側の部分がまる見えになってしまうということで急遽追加でL型に建仁寺垣を延長。

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裏側からの眺め。奥の網代袖垣も見えていますね。ここは非常階段下なので一般の方は非常時以外は通りません。

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ちょっと引きの表情。

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更にツツジ庭の中間部よりの眺め。今回の垣根は庭匠霧島の施工してきた中でも一番の高さを誇りました。高さ3.1mです。

3日間で作り上げた建仁寺垣です。

長野県での仕事の準備は続く

  • 2016.03.01 Tuesday
  • 12:15
さて、次の仕事までに少しだけ時間があるからそこを全て長野県飯田市での仕事の準備に使うことにしました。

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準備をしようと思えば思うほど、垣根のクオリティーを上げていってしまい高級グレードまで引き上げてしまった(苦笑)

例えば上の写真の様に倉庫に眠っていた角材を持ち出し加工を始めます。

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一皮剥けば美しい木目が復活。これが木材のいいところですよね。

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それをブーメランの様に”ムクリ”をつけて、更に断面を瓦の曲線と同じように削りだす。

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そうなんです。袖垣に瓦屋根を乗せることに。そのまま真っ直ぐ横方向に屋根を付けるのではなく、曲線の”ムクリ”をつけることで趣が増します。しかーし見積りは屋根無し、機械掘り柱で、現地の孟宗竹で割った建仁寺垣です。
それが 本瓦ムクリ付き屋根付き、檜ナグリ柱 網代垣上段穂垣 となりました(汗)完全にやりすぎですね!でも私達は造ったものつくりが”名刺”です。そしてここの旅館の女将さんには本当にお世話になったので恩返しのつもりもある!

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さて、漸く柱の準備も整った!!手前が袖垣の柱で奥が建仁寺垣の柱です。

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これも余っていた丸太にチョウナ掛けして仕上げた建仁寺垣の中に入る予定の框(かまち)です。

さぁ、2週間後長野県飯田市、飯田城温泉 天空の城 三宜亭本館さんへGO!!

飯田市の仕事の準備作業

  • 2016.02.27 Saturday
  • 19:29
今日は置き場での作業でした。

来月長野県飯田市の旅館に竹垣などを作りに行くのでその準備作業をしていました。

少しでも旅館の皆様に喜んでいただけるように角柱をわざわざ”ナグリ仕上げ”にすることに。当初は全く思っていなかった仕様。

まぁこれがいつもの庭匠霧島スタイルです。今回角柱を使うのも理由があるからですが、やっぱり角柱は見た目が柔らかくないから旅館の庭に合わないと思って思い切って事前準備することに・・・・。

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まずはチョウナで殴っていきます。

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以前の記事で書いた”網代編み”を嵌めこむ為に溝堀り。通常より深めに溝を掘って耐久性を考慮。

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仕上がりはこんな感じ!

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普段の仕事では余り防腐剤を塗ることは無いのですが、今回は特に耐久性を考えて塗りました。

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毛羽立ったところはサンダーで削り直し、サンドペーパーで仕上げます。栗丸太だったらチョウナだけで十分綺麗に仕上がりますが。


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高さ3m20cmの建仁寺垣用の柱も加工することに・・・・全く予算を度外視しての作業に愛弟子達も目を丸くしている。

大丈夫!!一番目を丸くしていたのは私です!(笑)

お金を掛けて良いものを造るのではなく、ひと手間を掛けたもの作りの成す技を旅館の皆さんに知ってもらいましょう!

よしっ、今日も霧島宏海は是好調!!

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