11年前との黒長穂垣の比較。

  • 2020.05.01 Friday
  • 12:37

先ほどは大徳寺垣の11年前との比較をしてみましたが、黒長穂垣も11年前と比較してみようとおもいます。

 

 

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11年前。まだこの場所はプラスティックの竹垣が施工されていました。

 

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そして11年前に施工した黒長穂垣。黒穂垣の下が四つ目垣になっていますね。

 

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そして11年後の今年施工した黒長穂垣。四つ目垣が無くなっていますね。

 

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11年前の施工中。

 

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今年の施工中!おぉ!違いが分からない(笑)四つ目垣が有るか無いかですね。

 

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11年前の32歳の私(笑)

 

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11年が経ち、妻の佳代が同じ仕事をしている!!”人に歴史あり!”ですね。

 

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11年前の黒長穂垣。

 

 

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今年施工の黒長穂垣。

 

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11年前の黒長穂垣と建仁寺垣。

 

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11年後の今年に作り直した黒長穂垣と建仁寺垣。

 

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11年前の梅林脇の黒長穂垣。

 

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今年作り直した黒長穂垣。

 

いやー自分で書いてても懐かしいし、とても興味深かったです。

黒長穂垣の施工。

  • 2020.05.01 Friday
  • 11:55

先ほどは大徳寺垣の11年ぶりの作り替えでしたが、今回は同じく11年前に施工した黒長穂垣も全てやり替えました。

 

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今回も11年前と同じ屋根付きの黒長穂垣に、違うところは、以前は地面から60cmは四つ目垣でしたが今回は全部黒長穂垣に統一しました。

 

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お風呂場の前は前回同様に建仁寺垣を施し、透けないようにしています。

 

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施工中の全体の様子。突き当たりのアジサイに面した場所も施工。これも11年前と同じ。

 

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そして完成した黒長穂垣。

 

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こちらも完成した建仁寺垣と黒長穂垣。

 

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今回の黒長穂は11年前よりも質の低下が目立ち、透け感が半端ない・・・・。これでも同じ量を使用しているのだが、いや、以前よりも束的には多い・・・・。

 

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こちらはアジサイと梅林の境に作った黒長穂垣。余りに透け感が激しく、裏のボイラー施設が透けてしまうので、急遽裏側にも穂を掻き付けてダブル仕様に。企業努力です(汗)

 

写真では見にくいですが、小さな屋根板を取り付けました。今回施工した垣根の長さは20m。下準備から合わせると約1ヶ月間掛かりました。

完成した大徳寺垣。

  • 2020.05.01 Friday
  • 11:16

色々とこだわって作った今回の大徳寺垣。

 

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まずは全体の姿。

 

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正面から。庭門と一体となっている様子が分かりますね。

 

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杉皮屋根。今回は4枚重ね葺き。

 

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内側からの屋根構造。焼き仕上げと無垢材のコントラスト。

 

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左側の大徳寺垣。右穂揃え。

 

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右側の大徳寺垣。左穂揃え。

 

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編み込みの拡大。今回横方向のあんこは黒穂を使用しました。

 

 

 

 

 

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裏側の長穂垣。右側。

 

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左側の黒長穂垣。

 

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そして裏側の庭門の全景。内側の黒長穂垣(今回施工)との調和も良く、良い空間になりました。

 

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節揃えが分かる写真。1本1本掻き付けていったのもよく分かります。

 

改めて、この様な竹垣を作らせて頂くチャンスがあり、とても幸せだし予算も含めて全てを一任してくださった鳳勝寺様に感謝。

鳳勝寺さんにて11年前の竹垣を取り替え。

  • 2020.05.01 Friday
  • 11:03

3月の末から3週間にわたって、竹垣工事を行っていました。

 

今回施工するのは弊社が11年前に施工した"大徳寺垣”と黒長穂垣の作り直し。

 

丁度このブログを始めたのも11年目で、初期の記事でこの最初の大徳寺垣の事を書いています。

 

http://niwashido.jugem.jp/?eid=3

 

このブログも2575件の記事を書き続いてきましたが、この初期の大徳寺書きの記事は何と3件目の記事です。

 

この大徳寺垣の記事は私のブログの歴史でもあるんだなぁ―と、しみじみ感じます。

 

さて、そんな大徳寺垣ですが、月日は流れ11年が経ち腐食も進みましたので交換することに。

 

鳳勝寺さんではありがたいことに、今回もこの手の込んだ垣根でお願いしますと!!嬉しいです。

 

そんなわけで、私自身もこの11年で、親方になり、社長になり、経験を積み、今できる最高のものを作ろうと、前回よりもバージョンアップした垣根を施工することに。

 

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施工前の以前の大徳寺垣。この時のお弟子さんだったのは西窪周二郎くん。現在は7年前に独立し若手NO’1の実力者としてこの世界を牽引していく存在に。

 

さて、そんな大徳寺垣ですが、今回は屋根も付けることに。

 

庭門との調和を図り、庭門の風格を上げる演出。

 

そして、前回の柱材はカイズカイブキの丸太(弊社のお気に入り部材)でしたが、今回は今現在のお弟子さんGO小松くんのスキルアップの為に生栗丸太のチョウナ仕上げに。

 

滑板もチョウナ模様仕上げにしてこだわりました。

 

前回は裏側は建仁寺垣でしたが、今回は他の黒長穂垣との調和と、表裏で違う穂を使った垣根も面白いと思い、黒長穂垣に。

 

ということで、今回施工するのは、”数寄屋屋根を付き表大徳・裏長穂垣”です。

 

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チョウナ仕上げと胴縁のホゾを掘った柱材。仕上げに自家製の”柿渋”を散布。この時の記事はしたのアドレスで見てください。

 

http://niwashido.jugem.jp/?eid=2037

 

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骨組みが終わったところ。ヌメ板がチョウナ風仕上げになっているのがよく分かりますね。

 

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何日も掛けて準備した黒長穂。今回は1ヶ所節合わせ仕上げ。

 

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弊社では手間暇を惜しまず、1本1本銅線でからげていきました。

 

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天胴縁の上に”あんこ穂”を乗せボリュームを出します。そして忍び竹。

 

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GO小松くんには今回大徳寺垣の竹穂の編み方を伝授。覚えてしまえば簡単な仕事。

 

ポイントは右穂・左穂の小枝をちょこちょこと仮留めし、押し縁の位置で針金で絡めていくと、将来的にもこの針金を採る必要がありません。

 

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そして今回こだわったのが屋根です。普通垣根の屋根は簡素なものが多いのですが、今回はしっかりと棟木、腕木や桟木。垂木を流した作りにしました。庭門の屋根と構造を同じにすることで、今までは独立していた庭門が、あたかも3つの屋根で作られた門に見えるように。

 

それでも、材料の制限もあり、簡易的にするところは簡易的にしました。本来は垂木の端に”広小舞”そして化粧裏板(砂ずりの板、竹材でもよい)その後に野地板、仕上げ葺きと施工するのですが、今回は広小舞と野地板を兼用しました。

 

大工さんも同じですが。私は必ず垣根の簡易屋根でも庭門の屋根でも必ず”原寸図”を板に書き起こします。

 

それでバランスを見て、実際の採寸を計り、木工に移行します。そして、仮組をして施工が可能かを吟味して現場で施工。

 

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置き場で木工をしながら仮組みをしている様子。先日購入した4枚裏スキ追い打ちノミが大活躍。

 

 

 

 

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現場での施工の様子。今回棟木と屋根板は焼き板仕上げに、無垢材とのコントラストが面白いかなと。

 

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Goくんが作った穂のパネルを忍び竹で固定した様子。節揃えの位置は好みですが、一番下の節を合わせると、スッキリとした印象になり、締まった景色になります。しかし今回はこの穂の右穂捌き、左穂捌きを強調するために、1番下の押し縁の少し上で節合わせ。そうすることで1番下と次の2番目の押縁との間でこの”捌き目”が綺麗に開き見える様になります。

 

黒長穂垣 完成

  • 2020.03.07 Saturday
  • 21:49

本日無事に黒長穂垣完成しました。



半日ほど工事は遅れましたが、無事に終わって良かった。



室内からの眺め。


雪見障子からの垣根と灯籠。日本らしい景色。



穂先も切り揃えて、凛とした垣根に。



フランス在住で庭師をしている辻さんが来日中に手伝いに来てくれました。辻さんはフランスでの日本庭園セミナーで毎回私の通訳をしてくれています。



施工前の写真。



弊社が作った施工後。



建物側の施工前。



やっぱりプラスチックの押し縁より、天然竹ですよね。


あー、楽しかった‼

黒長穂垣の作り方 その2

  • 2020.03.05 Thursday
  • 20:21

昨日はあんこ入れの途中で終わってしまいましたが、今日はまたその続きからをしておりました。


今回は穂先にもボリュームを持たせるために、黒穂を天胴縁の上に充填していきます。


もちろんその時にも忍び竹が必要。



写真のように横方向に忍び竹を皮面を内側にして取り付けます。この時、親柱よりも少し長くして、縦の忍び竹の内側にとりつけます。


2つ付けるのにも意味があります。


上側の忍び竹はボリュームが出たときに崩れないように。そして、天胴縁より5cm位上にもう1つ。


これはあんこの厚みを抑えるのと、切り揃えた黒穂でもこの天胴縁に乗っけた際に、キチンと胴縁までタッチしているかを確認するため。そして大事なのが、あんこの手前部分だけ天胴縁の前に下げます。


こうしないと、押し縁を付けた時にあんことの境目が見れてしまい、あたかもあんこを入れましたーって感じになってしまいます。



こんな感じにね(^_^)




その後、こちら側の仕上げ穂を掻きつけていきます。



今回は丁寧に一本づつ銅線で取り付けてます。これ、かなり大変な作業なんです。


普通なら押縁つけて胴縁との間に穂を上からスライドさせて挟み込ませて終わりぃってなるだろうけど、どうしても足元がバタバタと暴れるし、今回既存のアルミ製のヌメ板が狭すぎて、施工後にヌメ板から外れて地面に落ちてしまうかもだから。


そんな訳で、いつもの霧島らしく、こんな気の遠くなる仕事をしている。


結局本日で穂を全て取り付けるには至らず(T_T)



黒長穂垣の作り方。

  • 2020.03.04 Wednesday
  • 20:47

本日も箱根湯本の山家荘さんで黒長穂垣の施工をしていました。



今回は贅沢な両面掻き付け、あんこ入り。


まあ、手間隙かかりますが仕上がりは美しい。


まずは通し作りなので、押し縁を通してそこに下ごしらえをしてきた長穂を一本一本丁寧にppロープで固定していきます。なぜそんなもので固定かというと、これは後々に取り外してしまうからです。これを使うことで先につけた押し縁にも傷がつかないためでもあります。




写真で見るとこんな感じ。



建物側からみるとこんな感じに。



その後は押し縁の後ろに胴縁を取り付けます。今回の施工場所は箱根ということもあり、湿度が高く竹垣の強度を上げる作用もあります。


勿論、胴縁を付けずに施工する場合もあります。その場合は押し縁に忍び竹を入れて反対側の長穂をつけていきます。忍竹無しでも施工は出来ます。


さて、そんな行程後にあんこを入れるために、縦に忍び竹を入れます。


この時必ず竹の皮側を内側に向けて取り付けなければなりません。それはこの忍び竹は後々外すのですが、皮側を内側にすることで取り外す時に上方向にスライドするのですがこのときに滑りが良く楽に抜くことができます。


そしてこれはあんこの黒穂を入れて行くときにも非常に大切なことです。忍び竹の皮で滑らせて充填します。


今日はここまで。明日からはまたあんこの充填と、手前側の長穂の掻き付けを行います。



黒長穂垣を造る。

  • 2020.03.03 Tuesday
  • 22:32

箱根の山家荘さんでの垣根作りも着々と進んでいます。


既存のアルミ柱は残し、弊社で新しく黒長穂垣を作り直します。


しかし、弊社施工ではない垣根のやりかえはやはり大変。


割り間も違うし、施工法も違う。


再利用出来る部材は一旦外してから利用。



施工前の写真。



割り間を変えて、押縁もプラスチックから天然竹に変更します。


また明日から随時更新しますね。

箱根湯本の山家荘さんでの黒穂垣始まりました。

  • 2020.03.03 Tuesday
  • 10:10

朝から箱根湯本へ。


離れの純日本家屋が六棟だけで構成されている、ラグジュアリーな温泉宿:ホテル仙景別館、山家荘さんにて黒長穂垣の交換工事が始まりました。



まだ宿泊のお客様がいらっしゃるので宿の外で竹磨き。



そして、雪吊りの取り外し。もう春はすぐそこです。


さて、これから既存の垣根を撤去していきます!

雨の中、なぐり丸太作り。

  • 2020.03.02 Monday
  • 17:41

さて、今日は小田原市で講習会の打ち合わせ。私が講師を務める桂穂垣の後の今年の神奈川県支部の活動の打ち合わせ。


地元の左官屋さんを講師に迎えての"瓦土塀"の講習会です。


午前中はそれの打ち合わせ。


午後からは、豪くんが独りで朝から黒長穂垣の下準備をしていたので、気分転換に次の現場の下準備。


海老名市の鳳勝寺さんでの大徳寺垣で使う柱の準備。



生栗丸太を使うことにしました。


先ずは皮剥き。豪くんはこの仕事も初めて。


なぐり仕上げにするので皮を取ります。取らずにいきなりナグリ始める人もいますが、今回は八角形に仕上げるので、親墨を付けてから作業。そうすると皮が邪魔。


まぁ、やり方はひとぞれ。



柱に芯墨を出して、八角形を作る。



朱墨をガイドにしてナグリ。


豪くんに色々と指導しながら。



まだ完成ではないけれど、ざっくりと。


気分転換にはなったかなー。


さて、明日からは箱根湯本の温泉旅館、山家荘さんで黒長穂垣工事が始まります!

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