廣渡寺様の冬季剪定業務も無事に終了

  • 2015.11.28 Saturday
  • 20:57
今週は火曜日から本日まで埼玉県飯能市の曹洞宗寺院:平壽山 廣渡寺さんへ冬季剪定に遠征していました。

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年3回以上お世話になっている禅寺。毎朝半纏姿で”参拝”する。

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ある朝の参拝風景。合掌して膝付き仏様の御足を頂く為に両手ですくうように仰ぐこれを3回するのが参拝。

寺院に出入するときにはうちの会社ではどこの寺院さんでも行ないます。そして回向文を唱えます。

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「南無帰依佛・南無帰依法・南無帰依僧」「願わくば此の功徳を持って普く一切に及ぼし我等と衆生と皆共に仏道に成ぜんことを・・・十方三世一切仏・・・・・・・・・・」

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まずは境内の松の剪定から。昨年と違い今年からお寺様の意向も考慮させていただいて”挟み込み剪定”

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そして作業完了。

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今年の6月に完成したお庭「平壽祥雲地蔵庭」もお掃除!


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ここでも一眼レフカメラが活躍!!

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人界を表した枯山水も綺麗に。

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真・行・草の「和の伝い」も良い感じです。

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いい感じに落ち着きが出てきました。

そして、作業を終えて挨拶に行くと、嬉しいサプライズが!!

方丈様と奥様からお土産を頂きました。

休憩に頂いた美味しいりんごと美味しい地酒。

そして一人ひとりに奥様が選んでくださった”手ぬぐい”

本当に本当に嬉しい!!弟子達も本当に嬉しがっていました!

なんか本当に嬉しいなぁ・・・・・しみじみと思う・・・有り難い・・・ありがたい・・・ありがとう・・・ありがとうございます!

そんな今夜は頂いた”つまみ”と地酒で乾杯してます!

庭師でよかった!!木々も庭もきっと喜んでくれました!そしてお施主様の笑顔が見れました!!感謝。

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って、「オメーは何してんだよ!!!!どこいぢってんだ!!??」

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祐樹「いやぁーーーーー!!!写さないでぇ!!!!!!ひぃいいい!!親方ぁあああ!ごめんなさぁ〜い!!!」

平壽 祥雲地蔵庭 完成!!!!

  • 2015.06.15 Monday
  • 21:54
本日、遂に埼玉県飯能市の禅寺、「平壽山 廣渡寺」さんの中庭改修工事「平壽祥雲地蔵庭」が完成しました。

今回の設計コンセプトは以下の通りです。ずっと今回は秘密にしておりましたが完成を機に公開します。
 
平壽山 廣渡寺様 

庭園銘 平壽祥雲 地蔵庭
          へいじゅしょううん    じぞうてい

山号を平壽山と云う御寺院に因みましてその名を冠した中庭を設計しようと思い先ずは構想を練りました。

○「平」とは、水平・平面・平等・平和・平定など安定した凹凸のない状態を表します。
○「壽」とは、長生きであること、長生きの祝い、めでたいことの意味です。

即ち平壽とは平等に平和で長命、めでたいことであり、これはなんとも縁起の良いことで、中庭に是非この平壽の言霊を入れたものが設計出来ないものかと思いまして今回の図面を描きました。

庭の説明
広々と広がる平らなデッキは「平」を表した雲を表現し、同じ高さでデッキに挟まれた「真・行・草」の延段は日本文化の様式を一つにまとめて表しています。中央の巨石は地蔵菩薩と龍が手に持つ「如意宝珠」として見せ、古瓦は龍の腹と背の鱗を表しています。この龍は位牌堂の細工窓の竜をモチーフにしています。
この庭の設計にあたっては、ウッドデッキ等を用いて従来の日本式の庭園にはない構成で設計しています。

小さな枯山水は私達の住む下界とし、その上に広がるで平等平和の雲海、即ち祥雲(とてもめでたく縁起の良い兆しの雲)の上で龍とお地蔵様が抱く如意宝珠(あらゆる願い事を叶えてくださるといわれている玉)の近くで巨石上に安置される地蔵菩薩様を眺め、さらにその祥雲の上にそびえる本堂を望み、私の考えた創作垣根「円連垣」はこの空間では"言霊”の力をお借りし「縁連垣」として”結界”をつくり、檀家さんや廣渡寺さんを訪れる全ての人々がこの場に降りて安らぎと加護の時間を過ごして欲しいと願いまして設計いたしました。
そんな初期設計が下記の図面です。

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イメージ図と平面図

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約30日間お世話になった廣渡寺様。

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毎日朝一番で本堂前に合掌し膝まづき、「南無帰依佛・南無帰依法・南無帰依僧」・「願わくばこの功徳をもって普く一切に及ぼし、我等と衆生と皆共に仏道にじょうぜんことを・・・・」そして回向文を唱えてからの毎日でした。

全ては廣渡寺さまの仏様の為、檀家様のためお寺のご家族様、そして最後に自分たちの職業の為に毎朝お祈りし、作庭させて頂きました。

以下完成の写真です。

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細かいことは言わないです・・・ただおれは俺らしく今回もお施主様の為に最高のものを造れた嬉しさが込み上げる!!

平壽 祥雲地蔵庭 終盤戦

  • 2015.06.09 Tuesday
  • 17:23
ここのところずっとイタリアでの記事を書いてきましたが、弊社は今埼玉県飯能市の禅寺:廣渡寺様で「平壽祥雲地蔵庭」の終盤戦に突入しております!

いよいよここの作庭工事も終わりが見えてきました。

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埼玉のそこら辺にある、何のへんてつも無い玉石を調達!!

女性庭師で親友の蟆崢咳爐亮卍后野村ゆみさんにお願いして探してもらいました。

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私はそんな、何気ない作庭をする地元の石材を使いたかったのです。それを”草”の延段に使ってきます。

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此方は”真”と”行”の延段。

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デッキの間に延段を入れたのは、濡れ縁と”庭空間”を演出するためであり、真行草の構成は日本文化を表しています。



面の平らな玉石を激選してあくまでも”やんわり、ざんぐり感”で畳み石にしていきました。

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デッキの上の延段でなければ、目地は入れないぐらいで仕上げたいのですが、ここは竹の枯葉やゴミが詰まるとお施主さんが掃除をする時に手間がかかるので、なるべく手間の掛からないように目地を入れました。
そんな目地も、今回は”山目地仕上げ”にしました。

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そしてこの延段の最大の見せ場で遊び心がこれです!!

本物のアンモナイトの化石です。住職様が半分冗談で「アンモナイト入れてもいいかな?」って。

私は即答で「いいじゃないですか!入れましょう!!入れましょう!」っで決定!

うん、いい感じです!これでここのお寺唯一の延段に命が宿りました!!(笑)

そんなこんなで作庭工事は終盤に掛かっています!

そして、廣渡寺さんへ。

  • 2015.06.04 Thursday
  • 19:15
そして、本日からまた作庭現場に戻ってきました。

曹洞宗のお寺様巡りですね(笑)

そんなわけで今日からまた、平壽祥雲 地蔵庭を造ります!

それにしても今日は暑かったです!

平壽 祥雲地蔵庭 19日目

  • 2015.05.18 Monday
  • 21:26
今日は緑摘みをしに廣渡寺さんへ。

私がいつも以上にハイペース!?で仕上げていき、祥雲地蔵庭の作業も少しだけ出来ました。

私は明日からイタリアに行くので、少しでも作庭現場も進めておきたかったから。

さて、今現在の現場の様子を紹介しましょう。

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平壽祥雲地蔵庭の今現在の姿です。

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景石の間にデッキ材を”ひかりつけ”していきます。

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石の大きさをデッキで隠し、石の大きさをチラ見せるようにしています(笑)。

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アップ画像で見るとこんな感じです。

楽しい楽しい埼玉県のお仕事は一時ここまで。次回はイタリアから帰国して禅寺のお庭の管理をして、その後またここに戻ってきます!!

平壽 祥雲地蔵庭 12日目

  • 2015.05.10 Sunday
  • 19:56
さてさて、久しぶりに感じる今日の日曜日。

私は朝6時に起きて、来週のイタリアでの講義の資料の作成に追われています。

竹垣と延段、石組み、燈籠の据付など小さな庭を作りながら、受講するイタリア人に技術と心をお教えできたらと考えています。

平壽祥雲地蔵庭も何とか濡れ縁デッキは完成しました。これからが漸く本番になります!

一つ一つの工程を大事にしながらミスの無いように頑張ります!!

今回の現場は少しだけ何時もと違って秘密主義な感じで、余り写真を載せないようにしています。

劇的な変化を楽しんでいただく為です。

そして、イタリアの講義と平行しながらもう一度、”曹洞宗の歴史と成り立ち”や”禅文化としての庭”を勉強しています。

自分自身をもう一度”捉われのない心”で今ある仕事に集中する為にです。

臨済宗・黄檗宗・曹洞宗3つの禅宗の違いもまた再考すると非常に興味深く、またそれを愛弟子にも優しい言葉に直し伝え、”目指すもの”が同じ考えになるように”意識の統合”を図り、庭匠霧島の底力を出し切ってきます!

平壽祥雲地蔵庭 10日目

  • 2015.05.07 Thursday
  • 18:53
埼玉県飯能市でのゴールデンウィーク泊まり込み独り仕事から無事に我が家へ帰宅しました!(///ω///)♪

久しぶりの愛犬ルークとエマ、そして愛する奥さんと再会(^_^)v

久しぶりに本当に疲れました!余りの疲れから今夜の華道は休む事にしてゆっくりと過ごそうと思います。

まぁ、でも約10日後にイタリアに行き日本庭園の講師をするのでその資料つくりもしなくてはなりません。本当に毎日が充実しています。

禅寺での作庭はやっぱり良い♪

凛とした佇まいと建築美。あぁ、日本文化の中に居るなぁって思えます。

お寺の皆様は本当に気遣いをしてくださり、何の障害も無く仕事に専念できる環境を作って下さいます。感謝。

そしてまたも方丈さんから日本酒を頂きました!

ゆっくり休んで、銘酒を傾け、霧島宏海の禅庭の行程を考えよう。

平壽 祥雲地蔵庭 8日目

  • 2015.05.05 Tuesday
  • 21:00
さて、昨日から私一人で埼玉県飯能市の旅館に泊まりこみ禅寺の作庭:平壽祥雲地蔵庭を施工しています。

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先ずは先週のパウマンと祐樹(田邉でやんす)とウリンの硬さに格闘している2人の様子(笑)

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漸く、外周の濡れ縁デッキの骨組みが出来ました。

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そして、パウマンと祐樹(田邉だよっ!!!!!!!)が休暇に入って私一人の作業結果がこの写真。

デッキと同じ高さになる古瓦での「龍腹敷き」です。

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デッキとの高さの兼ね合いでこんなにも高い位置に瓦を敷き並べています。これにも設計上の理由があるのですが、それは追々説明しますね。

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そして本日の施工結果。これもまた有りそうでない私の設計の妙技(笑)

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漸くここに来て骨組みが見えてきました。そして久しぶりの愛弟子のサポート無しでの仕事・・・ヘトヘトです。

独りになってみて、愛弟子の存在意義を痛感!!早く愛する弟子達と働きたいな!!へへへ。

今日はお寺の住職様にお酒を頂きました!!飯能市の地酒!しかも原酒!!最高に美味しい!!!うふふっふふふふふふ。

疲れが何処かへ飛びます!!嬉しいなぁ!幸せだなぁ!

そして、ここの若方丈さん(副住職様)を見ると、なぜか私は癒されます。超イケメンなのはいつも紹介していますが、何だろう・・・凄く仏縁というか、感謝というか、仏様に会ったような気分になります。

きっとお会いするといつも凛々しく、素敵な笑顔を下さることで、「あぁ、また素敵な仏縁に恵まれたことに感謝」っと思うのでしょうね。

方丈様(住職)もとっても素敵な方で、お経のお声が素敵なんです!そして、ご詠歌のお声もスッと心に滲みる。稽古中やご詠歌の時に密かな楽しみなんです!(笑)今日は若方丈さんのお声を聞いて「ふふっ」って悦に入ってました(気色悪い私です)

若方丈様と方丈様の奥様のお名前が自分の本名「星宏海」の名前の字に少し使われているので凄く親近感を感じたり。

お寺様の皆様に温かく作庭を見守られて、とっても幸せな作庭時間を過しています!

いつも皆様に御心使いをしていただきながらの作庭・・・「有り難い」という言葉につきます。

「願わくばこの功徳をもって普く一切に及ぼし、我らと衆生と皆共に仏道を成ぜんことを。十方三世一切仏 しそんもこさもこほじゃほろみ」

毎朝、本堂に合掌低頭し、回向する時に唱える”普回向”です。

毎日、自分は生かされています。

感謝

合掌。




 

平壽 祥雲地蔵庭 5日目

  • 2015.05.01 Friday
  • 21:44
本日も埼玉県は暑かった!(苦笑)

さて、本日は午前中に、役者様が私の現場を見学希望したいということで見学に2名の方がいらっしゃいました。

庭師の道具や、庭師の心についてや、剪定法などについてお話させていただきました。

暑い中、遠くからお越しくださりありがとうございました。

現場はアイアン・ウッドの”ウリン”との格闘中です。

ビスは途中で切れるし、重いし硬いし、色々と作業は難航です(笑)ハードウッドは施工性が良くないので、苦労もしますが、お施主様の今後の事を思えば、さして苦とは思いません。

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作業風景。コンクリート平板と束柱の中心がずれているのも勿論これからの作業工程で必要だからですよ!(笑)

そうそう、パウマンが携帯のカメラでパノラマ写真を撮ってくれた。

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整地が終わった時の現場風景。

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そして、今日の帰り際の風景。こうしてみると少しだけでも進んだか・・・。

明日からパウマンと祐樹(田邉だよっ!)はゴールデン・ウィークだったのですが、ちょっと今後の工程が私一人だと厳しいので明日まで2人には出てきてもらいます。本当に嬉しい。ありがとうパウと祐樹(だーかーらー”田邉だっつうの”)

その代りに、5月7日の出社日は2人共に振り替え代休にします。

私は勿論働きます!そう、月曜日からはお寺の近くの旅館に寝泊りして、私独りで現場を進めて行きます!!

平壽 祥雲地蔵庭 3日目

  • 2015.04.29 Wednesday
  • 23:11
3日目です。

昨日は石組みをしていました。

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中庭という狭いスペースで重機入りません。しかし、慣れたチェーンブロックを使っての石組。

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この庭の重要な部分を占める(後になって判る大切な構成部分なんです)石組み。
祐樹(田邉っス)には石組みに於ける大切な心得や、石の気勢などをレクチャーしながらの仕事。

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今現在の写真で見るとこんな感じですが、巨石と低く据えた石には意味があります。完成を楽しみにして下さい。

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濡れ縁デッキの束石を設置。今回この部分は外側からは全く見えないので、そして、排水のメンテナンス点検口を設けなければいけないので高さの都合上、コンクリート平板を使っています。

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今日は久しぶりに、若い衆2人に雷を落としてしまった。でもこれも庭師に成るためのプロセス。

出来ない理由はダメ、出来るようにする為の”工夫”が必要なのです。

そして”工夫”は仏教用語です。禅寺で作庭中です。もっともっと自己を見つめて頑張って欲しいのです愛弟子には。

明日も頑張るぞ!!

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