東京都国立市での作庭工事

  • 2017.08.26 Saturday
  • 05:30

弊社は夏期休暇が終わり、先週から作庭工事に入りました。


今回の工事は古典的な枯山水庭園です。


この様な古典的な庭園は海外の方に日本庭園の技術を伝えるには良い機会かもしれません。


ここ数年は様々な国の方も私に興味を持ってくださり、色々と情報交換してきました。


改めて海外に於ける日本庭園の関心は高いのだなぁと感心。しかし、同時にマテリアル(素材)に頼った作庭をしているのも海外の造園家の(日本庭園を造る人)特徴かもと危惧してならない。もちろん素晴らしく日本の心を理解している作庭家もいます。


私はその様な人達に積極的にコミュニケーションをとって、少しでも”日本文化が正しく伝わって欲しい”と願い、根気よく話をしたり、イタリアの講師に就任している学校で教鞭をふるっています。


ですが多くの日本庭園を手がける海外の造園家は、やはり日本庭園の的確な情報が少ないだけなのだと気付かされる。ちゃんと日本の庭を作りたいが、指導者が少なすぎるだけなんです。


私は自分自身の庭師としての生き方も重要と考えているけれど、俺はこれからの世代に”紡ぐ”ことも重要だと思うし、海外に於いても、もっともっとこの”庭師の道”・”庭園文化・日本文化”を日本人として的確に伝えたいと思っている。


それが俺のライフワークと位置づけている。


一生をかけて、俺はこの世界の底上げに尽力するし、多くの一般の方に”庭師の生き様”を見て欲しいと願っている。


自分の作風なんて自分では意識もしないし、作風などというものに左右されないゆるぎない信念もある!


俺は俺らしく、これからも”無理の無い調和した、何気ないけれどなんだか良いなぁという空間”を作っていく。


日本人として、日本人の感性に響く空間。それは時代によって異なるけれど、”今の日本人の感性にも響く空間”を作っていければと思う。


その為にも先人たちの技術や心を学び、自己を究明し、他分野の”美”に対する見識を深め、日々勉強し、向上心・探究心・研究心を持ち、どんな時も好奇心をもって生きていこうと思う。


これからも海外でも積極的に作庭活動をして行こうとも思う。


先ずは来月にイタリアにて少し、”新しい試みな一歩”を踏み出そうと思う。


途方もない夢物語だろうきっと。でも俺は踏み出す”勇気”だけは持っている。


出来ない理由を述べるなら、俺は出来る理由を恥ずかしげも無く語るだろう!


「私はどうやって日々のモチベーションを保っているのか?」


私はこう答えます。「自分がなぜ今、この地に降り立ったのか、なぜこの道を選んだのか、私は初心を決して忘れない!そして、私の背中を見てくれる愛弟子が居る。私の元で修行を終えた元愛弟子も元気に庭師の道を歩んでいけている。それらが私の力になり私はいつも前を向き歩ける理由だし、モチベーションを保つのではなく、毎日をただ大切に過しているだけです」ってね。


俺は有名でもなければ、なんでもない只の町の植木屋さんです。でも、俺はそんな一人の職人として"当たり前の職人としての生き様”を皆さんに対して色々な媒体を通じて伝えていきます。


下を向くよりも、前を向いて口角上げて、にっこり、ホッコリとキープ・スマイル!!


そう、だから俺はどんな時も人に問われればこう答えるだろう


「日々是好日!!」ってね!!


そんな感じで東京都国立市の作庭工事はスタートしてます!


行くぜっ!霧島宏海

GW・・・私はGo Work. 私は仕事です。

  • 2017.05.06 Saturday
  • 18:41

皆様ゴールデンウィークは如何お過ごしでしょうか?

 

私は終日、朝から晩まで見積もりと設計図仕事に追われて休みはありません(汗)

 

腰を落ち着けて設計に専念出来るのは社長にとって(ウチは小さな小さな会社ですから社長は休めない)チャンス日なんです。

 

この数日間で4つの見積書と2件の作庭現場の設計図ととてもよくして下さっている地元不動産からの依頼の外構図面を仕上げます。

 

妻は故郷の京都へ里帰り。私は仕事に終始集中。

 

朝6時半に起きて、わんこの散歩に行って仕事。お昼食べて仕事。晩ご飯も作って食べて仕事。寝るのは24時。

 

明日の午後くらいは少し休めたらなー。

イタリア人の友人が国際盆栽大会へ出品

  • 2017.05.06 Saturday
  • 18:35

先日4年に一回という第8回国際盆栽大会が28年振りに日本に戻ってきて開催されました。

 

そんな世界一大きな盆栽大会が母国日本で開催!こんな大きなイベントに私の友人が作品を出しているという。

 

しかもイタリアから来る。これは会うしかないじゃん!

 

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イタリアの実業家のブルーノ様 ザクロの盆栽を出品していました。

そう、2月にも国風盆栽展に来日したブルーノ様。引き続き今回の国際舞台でも出品。

どんだけVIPなのだろう。そんな彼と仲良くさせて頂いてて嬉しい。

 

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妻は英語が堪能なのでコミュニケーションが沢山とれますが、私にはちんぷんかんぷん・・・・。

私のイタリア語だと意思の疎通は出来ても、深い会話は出来ない・・・。

本当にイタリア語頑張んないと。

 

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ゆっくりとこの国際盆栽大会を見学!イヤー畑は違うけれど凄いわ盆栽熱!!

 

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途中盆栽の若き貴公子、海外でも、もの凄い人気の盆栽家:マエストロの漆畑大雅さんと一緒に記念撮影していただけました。

 

実は昨年イタリアの学校で私の授業をしている機関に彼もちょうどヨーロッパにいらしてて、連絡を取り合っていたのです。

っというのもちょうどその時イタリアのアマトリチャーナ地方で大きな自信があり、私の安否を気遣って連絡してきてくれたのです。

 

今回漆畑さんはこんな世界一の盆栽大会で特設ステージでパフォーマンスをする本物のマエストロさんです。

 

いつか彼と一緒に日本庭園と盆栽のコラボが出来たらと話をしました。本当に実現したいですね。

 

そんなこんなで1ヶ月が過ぎた最近です。

置き場の入り口を改修する。

  • 2017.05.06 Saturday
  • 18:23

4月末日ようやくウチの仕事も通常業務となり、少し余裕が出来た(ちょっと仕事が切れました(汗))

 

なので、置き場の入り口を綺麗にしたかったのでレッツ・ゴーです。

 

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鳳勝寺さんの以前積んであった石を再利用。本当は隣の神社さんで使うはずが、全くの予定は未定と言うことになってしまいまして持ち帰ってくることに。しかーし、こんな大量の御影石の雑割間知石なんぞ置く場所がない!んじゃ積んじゃいましょってことで。

 

写真は妻です。弊社の正社員になりました。私は大反対でしたが・・・・本人はめちゃやる気満々(笑)

 

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1日ちょっとで積み上がり完了。天端は洗い出しにしました。

 

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裏込めコンクリート内に塩ビ管を立てて垣根が作れるようにしておきました。

この時期竹が無いし、買うのも置き場仕事じゃ嫌だなーと思っていたら、この置き場はコの字形で篠竹が生えている。

毎年というか毎回この竹には頭を悩まされ続けていますが、今回ばかりはラッキー!

 

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ステンレスのパイプを胴縁にして大津垣にしました。おっ、いい感じになりました!!

 

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そして今度は屋根を作ることに。以前庭師仲間の小谷さんが材木屋さんで無償で持って行っても良い材があるって聞いて手に入れていた角材。是を使うことに。何事も廃材利用です。鉋をかければ。

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ご覧の通り綺麗な無垢材に!

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今回こだわったのがこの防腐剤。昔作っておいた柿渋です。

 

 

三年前に制作した柿渋も3年寝かしがおわり、使えるようになりました。

そんな柿渋にベンガラを混ぜ込み、天然の柿渋ベンガラ防腐剤です。

 

 

ちょうど柿渋造りは私が居ないときでした・・・パウマンが私の目を盗んでふざけまくって作ったパウ汁・・いや柿渋です。

 

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それを屋根裏材に使用しました。見えないところのオシャレです。(笑)

このベンガラは昔の御茶屋さんや遊郭で使われた色。ちょっと垣根に色気が出たでしょ?そこがいい感じ!

 

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屋根も杉皮で葺きましたが、庭匠霧島の名物杉皮屋根”ビンボー葺き”です。

普通の杉皮は高くて使えませんのでアイデア次第で屋根になる。

恥ずかしいので詳細は言えません。

 

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そして完成!!!どうでしょうか。庭師の置き場っぽくなりました。

鳳勝観音様・・春と共に来迎されました。

  • 2017.03.25 Saturday
  • 21:10

さて、先日偕楽園垣を施工している折に、鳳勝寺のご住職の奥様が「金屏風に観音様を描いて頂いたものが出来ましたので是非見て下さいな」っとお声がけをして下さいました。

 

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是がその金屏風に描かれた観音様で”鳳勝観音”様です。

 

何でも半年以上前に奥様が夢で啓示があったそうで、この絵のように金屏風の前で奥様のご両親達と奥様がお話をされていて、その傍らで観音様に見守られていたというような夢だったそうです。

 

横浜の兼務寺である法昌寺さんには12年に一度ご開帳される”子年観音”様があり、奥様は子年だそうで・・・。

 

金屏風も昔一度結婚式でお使いになった後はしまわれていたそうですが、今回の啓示により日の目を見ることになりました。

 

とってもお優しいお顔をされています。金屏風と後光がなんとも言えない幻想的な絵となっています。

 

須弥山と観音様。鳳勝寺さんにまた名物が生まれた瞬間に立ち会うことが出来ました。

 

感謝。日々是好日。

 

合掌

府中市の半纏屋さんへ

  • 2017.03.05 Sunday
  • 18:50

今日は東京都府中市にある半纏屋さん”織田真”さんへ伺ってきました。

 

私の半纏ももうボロボロになり、そろそろ新しい半纏が欲しいと思い、10年ほど前から知っていた織田真さんへ今回初めて制作を依頼させて頂きました。

 

本当に親切で丁寧な対応に本当に感激。庭師の半纏としての機能性のことなど、細かい採寸も指定出来、満足のいく話し合いの結果本日発注させて頂きました。

 

そして今回はもう一つ、以前から欲しかった”被布半纏”も発注!!

 

織田真さんと話をしているときからもう、ワクワクが止まりません!!

 

納品の日が楽しみです!この半纏ができあがり袖を通すのは秋のイタリアでの授業かな。

 

そして皆様にもう一つご報告。

 

今月末より私の妻が庭師を目指します。 先ずは週に3日間程度一緒に働きます。

 

それには理由があります。普段よりいつも諸外国でのワークショップや講演会の依頼の時、妻は英語で私をフルサポートしてくれます。

 

しかし、一緒に外国で講習会を開催している折に、通訳の人が近くにいないときには妻が英語で質問をされることが多々あり、その際に実際に庭師の仕事を経験していないので、専門的なことを翻訳できないと悩んでいました。

そう、妻はより良く私の講習会を行えるように、私の仕事を経験し、体感しそれを英語で伝えたいと言うことなのです。

ありがたい事だと本当に思う。

 

しかし、妻の決意はここまでに留まらず、「やるからには女性庭師としてガッツリと上を目指す!」と宣言。

 

そんなわけで今回織田真さんには、妻も実費で半纏と被布半纏をオーダー!

 

元々拘りの強い妻は織田真さんと何度も何度も打ち合わせ。細かい寸法や色の指定等々・・・・。

 

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妻の半纏は私と同じ”藍染め”ではなく色落ちのしない”反応染めの藍色”です。

写真は被布半纏の採寸をしている妻です。こちらも藍染めではなく、”茶色とエンジ色の中間色”をチョイス。

 

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写真は採寸用の被布半纏なので色はこんな感じではないですもう少し茶色です。

織田真さんが新設に採寸中。

 

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織田真さんは少しも嫌な顔をせずに全てを親切に対応してくださいました。本当に感謝です。

 

本当に楽しみ!!!今日も日々是好日!!!!!!!

最後の現場と最後となる愛弟子の祐樹

  • 2016.12.31 Saturday
  • 15:41

今年最後の現場が地元寒川のM様邸。3年前に作ったお庭です。

 

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「輪廻 鎮魂庭」という庭名をつけています。

 

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枯れ流れもいい感じでした。

 

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そしてここも同じM様邸の主庭「神々の住まう峰々」

 

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そして、最後の記念の写真。

 

一番左の田邊祐樹、12月29日をもって弊社を退職し、新しい職へ進みます。

約3年間、苦楽を共にした最高の愛弟子の一人でした。

 

色々悩んだ末の結論です。

 

実は9月末から今年いっぱいまで私のわがままで残って頂いてました。暮れの忙しい中、助かりました。ありがとう。

忙しすぎる毎日

  • 2016.12.27 Tuesday
  • 22:54

残すところ弊社の今年のお客様も後1件になりました。

帰宅後はヘトヘトになりなかなかブログも更新できずに申し訳ありません。

明日はイタリアからの友人が訪日中でディナーをしてきます。

そうそう、来年の五月に鎌倉市で講演会が決まりました。

 

石の仕入れ

  • 2016.12.15 Thursday
  • 21:11

年末の忙しいお庭の手入れの中、石材の調達作業をしてきました。

 

日頃から良い材料を探していましてその中でも今回どうしても欲しい石材がなんと手に入れられるというわけで急遽石取りに・・。

 

2tトラックでガッツリと積み込む・・・っがしかし、予想外の巨石が混ざっていてどうにもこうにも2tユニックでは持ち上がらない。かといってこの巨石だけ買いません、いりません、持って行きませんは言えないな・・・・。

 

・・・っというわけで

 

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俺と祐樹で割るしかない!

 

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ハンマードリルで穴を開けて、”セリ矢”を打ち込む!

 

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そして大ハンマーでパッカーンってまずは3分の1。これでも持ち上がらないのでさらに・・。

 

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パッカーン!!この石は景石としての使い道はせずに、水鉢や伽藍石、灯籠として加工して使おうと思います。

地元情報誌に掲載されました。

  • 2016.04.11 Monday
  • 14:09
先日地元の情報誌にフランス国営放送での取材の件を取り上げていただけました。

っというか、突然電話で「記事を書きましたので、感想をお願いします」って・・・あはは。

この時の取材をしたお庭のお施主さんがタウン情報誌に情報を流したようです。嬉しいことですね。


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しかも記事のトップに扱ってくださっている。恐縮です。

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しかし、よく読むと、私がフェイスブックで”盆栽”を掲載したことに!!いえいえ私は盆栽を持っていませんって(笑)

海外に向けて、英語とイタリア語でコツコツと情報を発信したことで今のように海外に行けることになったんです。(笑)
 

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