能満寺さんでの仕事。ペット同伴葬のお仕事。

  • 2020.05.20 Wednesday
  • 19:57

4月だったかな−。ちょっと前の工事の報告。

 

以前能満寺さんでの樹木葬で石積みをしたり、洗出しの園路を作ったりしましたが、今回は同じエリアで新しく解説した、ペットと一緒には入れるお墓の区画でのお仕事。

 

ご住職さんより、版築土塀で低い壁を作っていただきたいとの依頼。

 

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以前作った樹木層の沙羅双樹の丘の前部分のこの場所。

 

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正面から見た施工現場。この洗い出しの遠路の手前がペット同伴葬のスペースです。

 

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以前作った洗い出しの遠路に沿って版築塀の型枠を作っていきます。GOくんは型枠仕事は初めて。

私は10年以上前は外構工事の仕事のほうが多かったので、型枠仕事もサクサクできます。

 

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版築土塀なのでなるべくセパで組む型枠にはしたくなかったので、細かく桟木などを当てて突き固める圧力に耐えられるようにしていきます。そして、GOくんは版築塀も初体験。

 

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いよいよ版築の突き上げ作業。私も真剣に版築を突き上げていきます!!

 

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超真剣に仕事をしているGO君に超真剣にちょっかいを出し続ける親方の私(笑)にゃはは。

 

「GOくんよ、肩の力を抜きなはれっ、リラックスやぞ!!」とアドバイスする私。GOくんはいつもの通り、苦笑い・・・・。

 

ちっ!ノリの悪い奴じゃ(笑)

 

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もちろん仕事のクオリティーは下がりませんよ!!面白おかしく仕事をしていても、ものつくりの仕上がりには真剣に取り組みます。

 

今回作った版築塀は”虹の橋”をイメージ。なぜなら、今回の依頼のペットと一緒葬は和尚さんの意向で版築塀に。そして版築塀は幾層もの地層のような模様が仕上がりに出てくる工法。

 

その層を虹に見立てた。なぜか、私もワンコを飼っているので知っていましたが、飼い主さんたちの間で、こんな話がある。ペットが亡くなったとき、その子たちはお空の虹の橋の袂(たもと)でご主人様がいずれこの場所に来るその時を待っているそうなんです。ご主人様と一緒にその橋を渡るその日まで。

 

その為、ペットと虹との関係はペットを飼っている人ならおおむね知っている逸話なのです。

 

だから、今回の版築塀では、虹の橋をイメージしました。たまたま前回作った洗い出しがアーチ形状の部分もあったし。これはやるしかないでしょ!!

 

今回の工事も本当に楽しかったし、一人でも多くの方が、愛したペットたちと一緒に安らかに時を刻んでいってほしいと思いました。

東京都日野市 明心庭 工事−6

  • 2019.12.05 Thursday
  • 19:54

明心庭の完成写真。

 

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これが今回8日間で完成させたお庭の姿。

 

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植栽はモミジとマメザクラ。土の流出を防ぐためにタマリュウでグランドカバー。苔だと予算オーバーなのとここは高台なので根付くまでに吹き飛ばされてしまう可能性あり。島だけはコントラストが美しくなるのでハイゴケで覆いました。ハイゴケを張った後に、粒子の細かい山砂(クッション砂とも呼ばれる場合があります)を全体に被せて水を掛けてハイゴケの重しにします。こうすることで馴染が早く、風で飛ばされにくくなります。人それぞれ施工の仕方はあるのでしょうが、弊社ではこれでいつも施工しています。

 

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反対側からの眺め。橋の脇に立てた石が先日のブログで紹介した通りこちら側の方がツルッとしているのが分かりますね。

 

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飛び石と石積みと石橋。古典な題材ですがシンプルなので非常にバランスを取るのが難しかったです。

 

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上から見た完成した庭園。

 

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当初設計とは変更になったところも沢山ありましたが、この様なお庭を作らせて頂いたお客様には本当に感謝しております。

 

お客様も大変喜んで下さいました。

 

東京都日野市 明心庭 工事−5

  • 2019.12.05 Thursday
  • 07:46

今回の工事でメインになる景色が”石橋”です。

 

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今回使用した石橋は地元寒川町のお屋敷から譲って頂いた大正期に石蔵として使われていた真鶴産の小松石。

 

そんな歴史ある材料を活かす。実は石橋は架ければ良いというものではありません。

 

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石橋で重要なのは高さです。高さが高ければ高いほど、石橋は神聖な意味合いを持つようになり、宗教観、神仙観などに結びついていきます。しかし、ここは個人邸です。余り高く据付けても浮き世離れしてしまいますので、程よい高さになるように慎重に組んでいきます。先ほどのブログで言ったとおり今回のお庭は枯山水なので、仕上がりが今のGL(地面)より8cm上がります。そのことを念頭に入れての仕事。

 

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低すぎれば橋の良さは無くなり主役であった橋は何の意味も持てずに、空間に埋もれてしまいます。

 

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今回の石橋は2つの板石を架けます。そこでまた難しいのが橋脚の石。2つの石を支える石なのですが、これも直接景色になるものなので神経を使います。今回私は伊勢原市の能満禅寺さんの和尚さんにお頼みして、数石の石を譲って頂きました。そこで悩んで悩んで選んだのがこの上の写真の橋脚用の石。少し段差があり、砂利で仕上がった際には下側の石は薄く見える程度のチラ見えできつつ艶っぽく、そして凛とするような石。

 

そう、石橋は通常”橋挟み石”という4方の角に石を据えたりするのですが、私は仰々しくこの様な石を据えるのは野暮ったいと思ってる。この位の小さな庭であればアッサリした姿の方が良いと判断。

 

ただし、強弱を付けないと”のっぺらぼう”のような景色になるので、写真左の立石を配置。これも能満禅寺さんで以前から目を付けていた石(笑)

 

今回据えるときには反対側をこちら側に向けて据えたのですが、表情が綺麗すぎて何だかピンとこない・・・。こんな時に大事にしているのは自分自身の感性。結果、真反対を向けて据付け。

 

何だか私にはこの立石が白衣観音に見えたから。もしくは首を少しひねって微笑する仏様に見えたから。自分はこういうのを大事にしています。感覚?完成?見えないものへの畏怖、尊敬。人間の根源にある感情・・・。いろいろなんだろうけれど、この感覚を大事にしている。庭師なら持っていなければならないものなのかなぁって。

 

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そして飛び石も設置。たぶん今回の工事で何よりも一番難しかったのがこの飛び石。やっぱり飛び石は究極難しい・・・・。

 

悩みまくって、拘りまくって、その拘りを手放して、飛び石の常識的な考えを念頭に入れながら、常識に固執しないように。

 

飛び石を打ち、据付けていきました。今回使った石は種類はバラバラ、置き場に蓄えてあった飛び石の中でも厚みの在るものを使用。それでも足らないものは、またまた禅寺へ調達しに(笑)

 

東京都日野市 明心庭 工事−4

  • 2019.12.05 Thursday
  • 07:07

洗い出しの準備を死ながら進めていたのが石積み工事。今回の工事施工中は雨模様が続き、思ったように工程が組めず、色々と雨でもやれるようなことを先行して施工していきました。

今回の石積みは土砂降りの中3時間で完成。一番下の根石のみモルタルを使っています。今回のお庭が枯山水と云うこともあり、仕上がりの砂利の上に石積みの隙間から土が流れ出てくるのを避けるため。2石目より上は土極めです。

施工法を現場で求められるもので施行することが大事だと思います。勿論空積みが出来てこその石積みですが。

技術の使い分け・・・大切なように思います。

 

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石積みが終わって始めたのが造成工事、中島を作ったり、地形を作ったりしていきました。

 

この”地形”って云うのが凄く大事なんです。無理があれば施工後に大きく悪影響を及ぼし、管理の難しい庭になります。

かといって単純に地形を決めれば、何の面白みも無い空間に。そして元々の土地の地形や条件をよく熟考して望むこと良いと思います。今回のお庭は道路側からも眺めることが出来るようにと、お施主様の希望。近所の方にもお庭を楽しんで欲しいというお心の深いお客様です。その為、3方向から眺める庭になるように地形を作り上げます。

 

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今回のこの現場は道路に3tクレーン車を横付け出来るので施工も早い早い!!残土場外処分や材料搬入もクレーンでピューってつり上げることが出来ました。高い買い物でしたが、購入して本当に良かった!!!

 

 

東京都日野市 明心庭 工事−3

  • 2019.12.03 Tuesday
  • 19:40

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前回のブログの続きで今回の庭造りでは大きすぎるので撤去した石。3月に購入した3tクレーン車が大活躍。

 

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そして、弊社設計の作庭工事初経験となるGO君。5月に入社したときも作庭工事中でしたが、能満禅寺さんでの斉藤忠一先生の設計でした。よって本格的な庭匠霧島の工事は初。既存の御影平板(年代物)を加工して角をビシャン仕上げ。頑張ってました。

 

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アッサリとしながらも空間に合うように少しだけ手を加える。沓脱ぎ石を据えてその周りも丁寧に石を加工して敷き詰めました。あいにく写真では分かりつらくてすみません。敷石工事は1日で完成!どんどんどんどん工事は進めます!

 

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続いての工事は犬走り工事。今回縁として使ったのは瓦。通常なら並瓦や、本瓦を使うのですが今回使用したのは”雪止め瓦”と”軒先まんじゅう瓦”を交互使い。この雪止め瓦はその名の通り、瓦屋根で雪が一気に滑り落ちてこないようにする役目の瓦で、数は恐ろしく少ないものです。しかし、前もって自分の足でこの様な素材を大量に確保しておくことで、この様な工事につかえるのです。何事も準備が大切ですよね。庭工事が始まってから材料を集めるなんてしてたら良いものなんて出来ません。

 

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GO君は何でも初めてだから楽しそう!でも何度も何度も私に聞きながら必至です!それでいい。Go君は向上心もあるし、休みの日には茶道を習いに行ったり、庭を見に行ったりと、しっかりとこの”道”を見据えて頑張っています。

昨年の今頃に辞めていったT君とはまるで大違い。まぁ、それが本来の修行ですから褒めることでも無いのですが。

 

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メッシュ敷いて、基礎根打設。

 

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そして洗い出し。今回の材料は茨城県産の真砂土バケツ10Lを5杯に対して酸化黄1.6L 普通セメント半分。厚みは4cmです。

 

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石川県能登半島で入手した砂利で1.2.3石飾り。

東京都日野市 明心庭 工事−2

  • 2019.12.03 Tuesday
  • 07:54

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まずはリビング前のテラス工事から。ここのお庭は金明竹が植えてあったのですが、その根っこがそこら中に蔓延っているのでこの根っこの除去も大切な準備作業。

 

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そして、お客様自身で施工した竹の根っこの防根処理。その後も既存の石で使えそうも無い大きすぎる石の撤去など作業は進んでいきます。

 

東京都日野市 明心庭 工事−1

  • 2019.12.03 Tuesday
  • 07:49

10月中旬から東京都日野市の個人邸で庭造りをしておりました。8日間で完成したお庭工事の様子を更新していこうと思います。

 

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施工前のお庭の全景。こちらのお庭は2ヶ所、L寺型に屈折したお庭です。

 

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こりらはリビング側からの眺めです。さて、このお庭がどの様になっていったか紹介していきます。

強羅の庭作りも1週間が過ぎました。

  • 2019.01.27 Sunday
  • 20:42

毎日時折霰が降り、温泉の硫黄臭のするなか仕事は進んでいます。


今回は3つの題名を付けた庭を三ヶ所作っています。


「南斗燈楓厳庭」「雲遊響水庭」 「七星庭」です。



一番奥の南斗六星石組の庭。



水琴窟の甕には記念の名前を書く。これが毎回作るときの楽しみ。



水琴窟も無事に完成し美しい音色を奏でています。



雲形の川石の延べ段も順調に進んでいます。


親友との共同施工も毎日楽しい✌(^-^)v


神奈川県箱根の強羅での庭工事

  • 2019.01.22 Tuesday
  • 20:54

さて、昨日より箱根の民泊施設での作庭工事が始まっています。工事は順調(^-^)v但し、朝夕の冷え込み半端ないです。

こちらも少しずつ写真を公開したいと思います。

お正月は例年通り2日からお仕事。

  • 2019.01.06 Sunday
  • 20:01

今年も2日からお仕事でした。


忙しいことはありがたいことと思い頑張っています。


そんな仕事内容は今月から始まる箱根での庭作りの準備。



先ずは平板の加工。



大正時代の石蔵を解体した材を半分に割ったりして、敷石、景石の準備。



正月そうそうかなりの重労働(笑)



泰平型灯籠と雪見燈籠の火袋を創作で足元灯に。屋根は松材で自家製。雪見灯籠の火袋の屋根も年代物の陶器の上部を切断して被せる。可愛く仕上がったかな。


まだまだたくさん準備して、作庭に望みます!

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