藤沢市や茅ヶ崎市のお屋敷での仕事

  • 2018.05.23 Wednesday
  • 19:44

フランスから帰国後、直ぐにお屋敷の手入れに伺っておりました。

 

昔は(私の修業時代)茅ヶ崎・藤沢に何件かお屋敷の年間管理するお客様を持っていましたが、父から私の代になる頃には、お屋敷のお施主様も広いお屋敷も引き払われたり、マンションに変わってしまったりと時代と共にお屋敷の維持管理をする方も少なくなりました。

 

しかしここ最近また、弊社に管理をお願いして下さるお屋敷の方が増えてまいりました。本当にありがたいことです。

 

管理依頼の前にお会いして分かったのですが、どうやら最近は昔のように丁寧に手作業で植木の管理をしてくださる植木職人さんが少なくなってきたそうで、弊社のように袢纏姿で丁寧な手作業をする職人さんに依頼をしたいとのこと。

ありがたいのですが、同じ庭職の身としましては同業者の方々の合理的でスピードと利益のみを追求する方が居ることに少し痛む次第です。

 

今回お世話になった藤沢のお屋敷のT様も本当に私達庭師の気持ちを汲んで下さったり、このお庭を残して下さったお父様の気持ちを紡いでいきたいとのこと。私達はその御心に答えて差し上げたい。この一言に尽きます。

 

31672380_1706287662784600_7631709976464982016_n.jpg

 

数年なかなか手を入れられなかったという、日本家屋前の主庭スペースは実生樹木や不要樹木を取り除き、大きくなりすぎた樹木は代変え剪定などを施しました。

 

31507258_1706287706117929_157592834105409536_n.jpg

 

埋もれてしまっていた延べ段も復活です。飛び石も”チリ”をしっかりと出して、本来のこの庭の姿に戻していきます。

弊社が日頃から庭造りに取り組んでいるからこそ、的確に修繕することが出来ます。

 

31687394_1706287732784593_8990591071473893376_n.jpg

 

別の角度から。本当に素敵な和風建築なのでなんとか”景色”を作って差し上げたいと思い奮闘。

 

31719422_1706287759451257_4737545078644408320_n.jpg

 

再生した姿。蹲踞も美しく見えとってもとっても素敵なお庭に変身させることが出来ました。来月またこのお庭を少しづつ綺麗にしていきます。

 

31466810_1705698132843553_676541466054492160_n.jpg

 

続いて今年か弊社に年間管理を委託して下さった茅ヶ崎市のお屋敷での作業。長年植木屋さんは出入りしていたそうですが、4年ほど前弊社が1度だけ出入りしたのですが、その時の仕事の仕上がりが忘れられなかったそうで、ご主人様が亡くなり、このお庭ももう一度しっかりと管理をなさりたいとのことで弊社を思い出して下さり依頼が来ました。

 

31511920_1705698262843540_7793479464402288640_n.jpg

 

ハランやナギイカダは程よく透かし、徹底的に掃除をする。清々しい涼風が抜けるように。

お客様の想像を超える仕上がり。それが私達庭匠霧島の仕事です。大切で思い出もあるお庭に懐かしくも清々しい涼風を抜けさせる技。お客様の心に添い遂げながらプロとして出来うることを全力でする!

今月末に同じこのお庭の別の場所を再生していきます!

フランスでのワークショップ

  • 2018.05.23 Wednesday
  • 15:30

フランスでの過ごし方。

 

31956911_1498075703649148_5316794364234563584_o.jpg

 

私が5日間滞在していた場所はパリ郊外の古城です。この写真はそんな古城の広大な敷地内の森の中。樹齢400年の樹木の枝に抱かれる。最高のシチュエーション!手にはアルコール9%のビール!!最終日、皆が帰った後に今回のセミナーを振り返っていたときのリラックスタイムです。

 

30712447_1692043824208984_1932484912376446976_n.jpg

 

これがそのお城です。このお城は現在、宿初施設になっているので、5日間このお城の中に泊まっていました。

 

 

お城の建物の小さな塔です。全ての写真が絵になりますね!

 

31969967_1498073473649371_5272426484483489792_o.jpg

 

受講生達とお昼ご飯。毎日外でピクニック気分。毎日昼食は2時間!ビール飲んでワイン飲んでほろ酔いで午後はスタート。

イタリアもフランスも同じスタイル!今じゃ毎度のことなんでこのスタイルが心地良い!時間に追われないこともある意味大切なのかもね。

 

 

今回唯一お昼にレストランに行くこの肥以外は全ての食事が自炊!あぁ、レストランのご飯おいしかったぁ!!

ご飯事情では、イタリアの方がおいしい食事をしていたかな。フランスでは男8人の男飯、とにかくぱっさぱさの「ゆでた米」をおかずにパンを食べるのはキツかった・・・・。今度は絶対に日本から食材持って行きます!!

 

 

最後の旅立ち前に今回呑んだアルコールの瓶・・・・大量です。

 

昨年米山さんのセミナーでは参加者が1人しか集まらなかったので通訳の人と主催者のオリビエ氏と米山さんの合計4人で上記の写真の3倍は呑んで過ごしていたそうです!!!!びっくり!!米山さん!鉄の肝臓です!

 

とにかくフランスでの活動も本当に楽しめました!

 

さて、今度は8月の終わりにイタリアで日本庭園を作る仕事。いざトリノへ!

フランスでのワークショップ

  • 2018.05.23 Wednesday
  • 14:49

フランスから帰宅して早1ヶ月が経過してしまいました。

その間のに全く記事を更新しておらず申し訳ありませんでした。

これから少しづつフランスでの活動を綴っていきたいと思う。

今回のフランスでの活動は同じ神奈川県の庭師で庭園協会でも一緒に活動している仲間、(株)米山庭苑の米山拓未さんとの共同プロジェクトです。昨年6月に米山さんがフランスの同じ場所で日本庭園の要素を多く含む庭を作庭して頂き、今回の私のセミナーに繋いでくれました。

 

 

上の写真は今回のセミナー後に書いた計画案の図面です。真ん中の四角い囲いの中が昨年の米山さんが施工してくれた場所です。

今回の私のセミナー写真の右下側の2種類の枯れ滝とあられこぼしの園路、御簾垣と大津垣でした。

 

30822426_392493094560204_4130975389307408456_o.jpg

 

日本にはない重機で掘削します。この重機欲しいぃぃぃぃぃ。

 

30425432_392493457893501_3698831011383298289_o.jpg

 

まずは現場の土手になっている場所の掘削。日本の庭は地形を活かすことが一番です。この土が積み上げられただけの土手に日本庭園を作っていきます。

 

30420498_392493721226808_6532541439810025047_o.jpg

 

奥の石が今回使う石。今回用意してもらったのはこの石だけです。他は何もありません。植木も灯籠も水鉢も庭木も。これでも日本庭園は造れることをフランス人の庭師に証明することが大切だと思ったからです。

 

30806163_392493557893491_2754162782631012309_o.jpg

 

毎日施工の前には図面を見ながら、日本庭園の技術を教え、参加者達に伝えていきます。

 

31343808_392494134560100_643957902494364321_o.jpg

 

自然の流れの特徴を捉えつつ、石の表情を見定めて1つ1つ据え付けていきます。

 

30806034_392494254560088_5579740416886081677_o.jpg

 

2日間で枯れ滝石組みが完了。こちら側は荒々しい”男滝”です。

 

30171731_392494374560076_6213711002292570687_o.jpg

 

こちらは土手の裾野を穏やかに流れる”女滝”です。

 

30821176_392516817891165_3979044128251370657_o.jpg

 

滝が終わったら同時並行して準備していた竹垣。

 

31711058_392524237890423_7042096087353170228_n.jpg

 

シュロ縄の結び方”男結び”を受講者全員に何度も何度も練習してもらう。

 

31576948_1793248824046717_8023250847414616064_n.jpg

 

殆どの作業は受講者に任せる形で行い、私は常にサポートと指示と見本を示すスタンス。イタリアもフランスもこのスタンスをすることで受講者のレベルが上がります。

 

31093298_1696681780411855_4624582121590095872_n.jpg31084305_1696681480411885_8185044039276429312_n.jpg31069052_1696682337078466_1214245369781682176_n.jpg31059566_1696682447078455_7396810750393581568_n.jpg31064336_1696681827078517_8428770273544634368_n.jpg

 

この場所に生えていた森の木とスギゴケを採取して植えました。

あくまでも自然に。

 

31298452_1700643260015707_959414952836202496_n.jpg

 

今回のワークショップに参加したみんな。全員フランスで日本庭園を造る庭師さん。そんなプロを相手に感動できるものつくりが出来て良かった。

 

31100498_1696682080411825_605430517168340992_n.jpg

 

初のフランスでの活動でしたが、イタリアと変わらずみんな良い人々。場所もパリ郊外の古城の中。ロケーションはイタリアより最高だよ。

 

31068978_1697079913705375_203912535974346752_n.jpg

 

最終日の空港までの帰りにヴェルサイユ宮殿の庭に僅か25分だけ寄って観光終了(笑)

仕事で来てるんだからこれでいい!!

 

観光するより次回への準備を進めたい!次回は10月に米山さんの番が始まる。俺はまた来年です。

 

以下の写真は今回のセミナーの完成写真と、昨年米山さんが作った場所の現在の姿。

 

これからこの場所をどんどん変えていくよ!最強!最凶?タッグでね!(笑)

 

30743916_1696681967078503_4236050772879474688_n.jpg30762810_1696682207078479_1099162150582091776_n.jpg30728882_1696682003745166_383098180721442816_n.jpg30712180_1696682270411806_2979569171450298368_n.jpg

 

フランスへ日本庭園のセミナーの講師をしてきます。

  • 2018.04.14 Saturday
  • 04:28

今日の朝8:30に羽田空港からパリへ旅立ちます。

Well, I'm leaving for France from tomorrow and holding a seminar the Japanese garden!

Parto per la Francia da domani e tenendo seminario sul giardino giapponese tradizionale.


パリ郊外の古城で伝統的な日本庭園の技術を教えながら、小庭を造ってきます。

昨年度は横浜の庭師番長:米山 拓未さんが同じ場所で茶庭を造った。
私はその続きで現場の斜面地に"龍門瀑"の枯れ滝と枯れ流れと御簾垣と大津垣の竹垣を制作してきます!

今年も海外活動始まりました!

calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< May 2018 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

links

profile

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM